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今月は

明けましておめでとうございます。
開店以来26回目のお正月となりました。 お正月というのは不思議なもので、年々身も心も動かなくなるんですが、 それがお正月になると年齢をリセットまでは無理ですが(笑) ここから何かしてみようという気にはなるのです。 寄る年波にどこまでやれるか、頑張ってみようと思っています。 また本年も宜しくお願い致します。

では、新年を詠んだ素性法師(そせいほうし)の歌です。

あらたまの年立帰る朝よりまたるる物はうぐひすのこゑ
〔あらたまの 年(とし)立ち返る 朝(あした)より 待たるる物は うぐひすの声〕

お正月が来て 新しい年へと改まる 朝のその時から 待たれる物は うぐいすの声。
新年が来るとお祝いの言葉には、初春とか新春という言葉がよく入ってきます。 これは旧暦のお正月が立春の前後だったことの名残りです。 立春は豆まきの節分の次の日ですから、そんな頃にお正月が来れば確かに新春です。
今の新暦では、お正月はまだ冬の頃です。 でも、まあ立春の一か月前まで来たということですから、 少し早めに初春と言ってもそんなものなのでしょう。
しかし旧暦であっても、お正月が来ても立春ではあるんですが、そんな春だという感じはしないです。 ちなみに立春は、昼が一番短い冬至と、春分の日のちょうど真ん中の日です。 たしかに日は長くなるんですが、春と言えば桜!花はまだ遠いです。
すると、春だなーという感じに本当になれるのは、やはりウグイスの声かなとなるわけです。 「あらたまの 年(とし)立ち返る 朝(あした)より 待たるる物は うぐひすの声」、 ここ金沢では、ウグイスが鳴くと十日ほどで桜が咲き始めます。 確かにウウイスの声が待たれますね。 まさに春を待つ、新年の歌ですね。
さあ、年が明けました。今年がよい年になりますように!

甘味処 金花糖/石川県金沢市長町 3-8-12/tel 076-221-2087