バックナンバー

今月は

2006年 1月は

あけましておめでとうございます!!
2006年があけました。いかがですか。 金花糖は、今年も味のこだわりに、そしてゆっくりと寛げるお店 にと思っています。 さあお正月、日頃逢えない人とも逢って、いろんなお料理も食べてと、 楽しいことが次々ありますね。 でも正月休みも終わった頃には「楽しいこと疲れ」で、 ゆっくり時間を過したくなるかもしれません。 そんな時、金花糖で寛がれてはいかがでしょう。
おすすめメニューとしては、あっさり味の「紅茶あんみつ」でしょうか。 紅茶あんみつは、 紅茶寒天と白玉に餡の組合わせを楽しんでいただくメニューです。 味のまとめ役に、生クリームとアイスが少しと、 果物のキウイが小さめに載せられています。
「日頃甘いものは食べないんですが、これだけは大好きで」 という方がおられるくらい、あっさり感のある味わいが特徴です。 ぜひご賞味くださいね。
ところで先月は各地で大雪、大変でしたね。 ここ金沢でも12月では20年ぶりとかの大雪でした。 金花糖では駐車場の除雪がやりきれず、 大量の雪の捨て場もなくてやはり大変でした。 いつもは1月がいちばん降るんですが、先月降った分、 年も明けて今月は、降り過ぎないように願いたいものですが。
では、約700年前、雪を詠んだ京極為兼の歌です。

閨(ねや)の上は 積れる雪に 音もせで よこぎる霰 窓たたくなり

雪が積もっていると、確かにどこかシーンと静かなんですよね。 寝ていると、そこに霰が降った。 上の天井の方は積もった雪で静かなまま、 そして窓の方だけが霰の叩く音がしている。 音の聞える様子から、雪が積もっていると改めて感じた。 雪が積もった時の、家の中の何か特別な感覚、 それがすごく伝わってきますね。
次は約800年前の元日、建礼門院右京大夫(けんれいもんいんうきょうのだいぶ) さんが詠んだ歌

いつしかと 氷とけゆく みかは水 ゆくすゑとをき けさのはつはる

<いつのまに 氷溶けゆく 溝の水 行く末永く 今朝の初春>

まさにお正月の、おめでたい歌ですね。
あらためて、新年あけましておめでとう!

甘味処 金花糖/石川県金沢市長町 3-8-12/tel 076-221-2087